はやぶさ

たまらん3兄弟

2012年02月28日 17:22

指宿市考古博物館『時遊館 coccoはしむれ』で2月26日~28日の4日間、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセル展が開催されました!

今日は帰還カプセル展の最終日!!

スタッフも見学に行ってきましたよ~(*^O^*)







小惑星探査機「はやぶさ」が出発した日は平成15年5月9日。

地球に帰ってきた日は平成22年6月13日。

・・・約7年間も宇宙を旅してきたはやぶさ。展示パネルには「宇宙へおつかいに行った」と紹介してありました♪

coccoはしむれでは、パラシュート・搭載電子機器部・インスツルメントモジュール・背面ヒートシールド・前面ヒートシールド(レプリカ)が展示されていました☆

前面ヒートシールド以外は、全て本物・・・!

少しだけ展示品の紹介をします♪


①パラシュート(実物)
 カプセルは、高度5000mの高さで、前面ヒートシールドと背面ヒートシールド、インスツルメントモジュール(カプセル本体)の3つに分かれました。カプセル本体とつながっているポリエステル製のパラシュートが傘のように開いて、カプセル本体をオーストラリアのウーメラ砂漠へとゆっくりと着陸させました。

②インスツルメントモジュール【カプセル本体】(実物)
 インスツルメントモジュールの中心部には、小惑星「イトカワ」からあつめたサンプルを入れておくためのサンプルコンテナがあります。そのまわりには搭載機器部が配置されています。パラシュートはそれらを取り囲むようにドーナツ状に収納されています。とてもきれいな状態で、地球へ帰ってきました。

③前面ヒートシールド(レプリカ)
 カプセルが大気圏に突入するとき、空気との摩擦で高温になって熱くなります。その熱から機体を守るのがヒートシールドの役目で、炭素繊維強化プラスティックでできています。地上に秒速40mで激突したはずですが、思いの外、損傷もなくきれいな状態で発見されました。黒色にこげている様子から、大気圏の熱のすごさがわかります。

④背面ヒートシールド(実物)
 背面ヒートシールドは、別名パラシュートカバーとも呼ばれ、背面側の加熱からカプセルを守る役目をします。金色の断熱テープを貼り付けていましたが、大気圏に突入後は、断熱テープの合わせ目部分が模様のように燃え残っています。


いくつものハプニングを乗り越え、地球にカプセルを持ち帰ってきた小惑星探査機「はやぶさ」。

今回のカプセル展に行けなかった方!現在映画「はやぶさ 遥かなる帰還」が絶賛上映中です♪

カプセル展を見た方は、映画をもっと楽しめそうですね♪




☆おまけ☆







宇宙服を試着できると聞き、さっそく着てみたスタッフ。笑







coccoはしむれの職員の方が2人がかりで着せてくれました☆







はい、チーズ☆

ありがとうございました◎^ω^◎♪



時遊館 coccoはしむれ
〒891-0403 指宿市十二町2290
電話 0993-23-5100/FAX 0993-23-5000
開館時間 9:00~17:00(但し入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日・毎月第4水曜日(但し祝日の場合はその翌日)
入館料 大人500円、高校・大学生400円、小・中学生300円

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